2013年4月28日日曜日

3月9日土曜日会①(ベンチャーは強みに特化して棲み分ける)

3月土曜日会は、おぐらさんとためもと二人という超少人数開催でしたが、議論は深かったです。

この時、当時の僕は、3月末に退職を控えて、凄い焦っていました。

お=おぐらさん た=ためもと

お「でも、気持ちは凄い分かって、うちの親もかなり堅い考えで、俺がベンチャー

に入ろうって言う話をすると、凄い反対するような人で・・・」

た「今はビズリーチに勤めて・・」

お「うん、ビズリーチに勤めてるよ」

た「そこって具体的にどういう会社なんでしたっけ?」

お「そうだね、サイト運営をしている会社」

た「人材紹介」

お「そうそう」

た「人材紹介サイトのもっとレベル高い版」

お「年収の高い管理職クラス向けに特化したデータベースサイトを運営してて」

た「はい」

お「そこで、営業を今、やっています」

た「あ、そうですか・・・!」

お「うん」

た「前、なんか周りで転職しようとしている人がいないかっていう話になったじゃないですか?」

お「うんうん」

た「実際ビズリーチはどれくらいの年代向けなんですかね??」

お「あ、それは、やっぱりベンチャーだから、ここ3年か4年くらいの運営会社だから」

た「3〜40歳くらい?」

お「うーん、20代後半くらいがいいなあ」

た「競合はやっぱりいますか」

お「うちの業界は大手の競合ばっかりで、モンスターですからね、

そこからうちは嫌われているので苦笑」

た「ああー」

お「というのは、うちは管理職の転職に特化しているので、今まで無かっただけに

評判がよくて、おかげさまで、というのがあって、もちろん、業界最大手が仕掛けてくれ

ば三日ともたないんだけど、いまだに。まあ、でも、今のところ棲み分けているので」

た「なるほど、そういう場合、規模が大きくなればなるほど、三日でつぶされる可能性が

高くなる」

お「そう、高くなるし、元々業界がレッドオーシャンで、新規企業が参入しまくってる

業界だから、特化性をもたないと他社と差別化しないと、その差別化が他社を邪魔させ

てはいけないから」

た「ああー」

お「そうすると喧嘩になってしまうからね苦笑」

た「笑」

お「例えて言うなら、松屋と吉野家みたいな」

た「笑」

お「牛丼を推したか、定食屋として推したかのような差があるじゃない。そうすると

喧嘩していないところが上手いなあ、って思うんだけれど」

た「なるほど」

お「それが例えばらんぷ亭と吉野家とかだと、両方牛丼推してる訳じゃん、

となると、同じ物を売っているから喧嘩してしまうかなって。

それが、松屋になると、『あ、うち定食屋ですから』みたいな笑」

た「関係ありません、みたいな笑」

お「そうそう、棲み分けてるよね。牛丼食いたきゃ吉野家行って、定食食いたかったら

松屋に行って、そういう感覚だよね」




1月26日土曜日会⑨(アベノミクスで景気はよくなるのか?)

・続いて景気はアベノミクスで本当によくなるのかどうか?ということについて

話が続いていきます。アベノミクスについては色々けんけんがくがくの議論が出ていると

思います。。

問題はお金を刷りまくったつけが回って、

国債の価値が急激に下がる→国債を買っている日銀の刷る日本紙幣の価値が急激に下がる→景気も良くならないまま、インフレに陥る、ということにならないか、ということなんだと思います。

逆に言えば、本当に景気が良くなって、日本経済が回復すれば御の字でしょうが・・・

また、僕が最近よくネットでチェックしている山口揚平さんの考えでは、「金兌換制が廃止され

てからのお金というのは国家の信用で刷られているので、それを刷りまくるということは、信用

を薄く伸ばして広げているに過ぎない。実体経済、ファンダメンタルなところで企業活動が活性

化しないと意味が無い。いずれ、紙のお金は価値を失っていくだろう」と言っていて、かなり好

きな考え方です。


ということで、お金について考える上で超おすすめです(ステマじゃないよ)







(参考リスト)
アベノミクスの3本の矢を解剖(ビジネスジャーナル)


だから「リフレは(本当に)ヤバい」んです(日経ビジネス:本も出てましたね)
”日銀が今後、金融緩和策として金融商品の購入をもどんどん拡大するなら、資産バブルの発生を招くことにもなりかねない。企業による設備投資意欲を含め、需要が拡大しない中で、金融緩和を強引に進めれば、その効果は資産市場にしか及ばず、資産バブルを招くことになります。実体経済には何ももたらさない。そしてバブルが崩壊すれば、銀行危機になり、銀行融資が引き上げられ、実体経済はまたも打撃を被ることになる。悪いことばかりです。”

アベノミクスとは?(とはサーチ)…これ分かり易いです。




こ「絶対無理だよ。どんな情報を得ているのか分からないけど絶対無理だよ。

景気は良くならないよ」


た「無理ですか」

こ「だって、物価を上げたって、上層でお金が貯まってちゃ、給料に反映されないから。」

た「その、(給料を上げる)指示をしないと・・・」

か「物価を上げると、企業の売上げが上がって、企業が社員への給料を上げる

という論法だと思うんですけれど、」

こ「まあ、無理ですよ。企業がそんな簡単に上げる訳が無いですし」

か「うーん、でも期待していることはあって、あの給料を上げると税金の負担を下げるっていう」

た「処置をして」

か「そういうのは、なかなか効果があるっていう それは思いますけど、

どちらかというとお金を持っている企業よりも、人をいっぱい雇用している企業には

お金が足りなくて、人をそんなに必要としない企業にお金がいっぱいあるのかなっていう

それはどうかなっていう気がしますけど」

た「ああ、そうなんですかね」

か「製造業なんて人をいっぱい必要だけど」

た「必要ですね、うちも特にそうですね。人が足りないっていう。それで

団塊の世代の技術のある人達がどんどんいなくなっていくから、その分

人を雇用しないといけないっていうのがあって」

こ「ああー」

た「今年、(1月26日時点ではまだ勤めていた)うちの会社では、300人くらい人を雇用

する予定で、」

こ「あ、そうなんだ」

た「それで、全国に人を配置して、3年くらい勤めさせて、一人前にしようっていう

感じなんですけど、でも、メンテナンス業は特にテンションが上がる仕事ではなくて、

『いえーい!!』っていう感じにはならない、『うあーメンテしてー!』とはならない」

こ「上げ下げしてーみたいな感じ」

た「上げ下げ笑 ああ、こっちじゃなくて笑」

こ「笑」

た「っていうのも」

こ「でも、元々インフラ整備するのに必要っていうけど、

何で税金が必要なのか意味が分からんよね」

か「うーん」

こ「結局どうどうめぐりになっちゃんだけど、国債を発行するじゃない?」

た「はい」

こ「それを日銀が買い取って流す訳でしょ?」

た「はい」

こ「ということは結局、世の中にあるお金っていうのは、日銀からの借金な訳じゃない?

だから、景気がいいっていうのは日銀がいかにお札をするかすらないか、っていう所に

根本の議論がいっちゃわないかって思うんですけど、そんなこと無いですかね??」

か「うーん、どうなんですかねー」

た「銀行が買ってるんですよね?」

か「今は主に銀行が買っていて、日銀の比率も増やしたい、ということだと思うんですけ

ど、多分それは、銀行がそろそろ国債を買えなくなってきてるんですよね。個人資産の限

度があるので、それで国債の値段ががた落ちするだろうって、海外で狙ってる人もいるん

ですよ。日本国債を売りのポジションで持ってて、3〜4年後に、大暴落する、でそれで

大もうけしようと企んでるやつらがいて、でまあ、そういうものに、そういうことされる

と(売られて価値が下がるから)やばい訳じゃないですか。でも、それでも日銀が買いま

すよ、と言えば、暴落することは無い。で、中央銀行はいくらでも買える、ということな

ので」

こ「金融創造で、お金はいくらでも刷れる」

か「ただ、お金を刷り過ぎると、お金自体の価値も下がるので、それも悪影響、

ただ貨幣価値を下げることで、輸出競争力を上げようということでもあるので、

まあーどうなんですか?日本の場合、相当貨幣価値が下がってインフレになった場合、

どうなんですかね? どうなるんだろう。ハイパーインフレみたいになるのか、どうなる

んだろう?」

た「最近そこらへんのところは考えられてないや」

こ「ハイパーインフレに…なるのかなあ…

なんかでも、日銀って外国資本が結構入ってるじゃないですか?」


(ちなみに、日銀のPL BSが書いてあるリストを見たけど、よく分からない・・)

か「日銀の株が」

た「え、そうなんですか?」

こ「日銀の株って半分政府と半分なんかその民間の・・・

元々日銀って民間でしょ? で、その民間の銀行っていうのはスイスとか

そういうヨーロッパ系の人達だから、結局、

安倍さんが日銀にどんだけ言ってても、銀行の権利に手をつけられる大統領

は今まで見たこと無い、世界中。

それ出来たのって、出来ても殺されるかぶっつぶされるか、だと思うよ笑」

か「日銀って、その、株式会社だったんですか?」

こ「日銀、株ありますよ、確か

か「てっきり、民間とも政府とも独立の機関だと思ってました・・・」

こ「確か、調べれば株持ってたと思うんだよな・・・

確かに株価がのっているwww



1月26日土曜日会⑧(子が育っていく環境を整えておく・干渉しない)

(ための大学時代の話)

私、タメモトは大学時代に卓球しかしていませんでした。その為、私の将来を心配した
両親は、あれこれと言ってきたのですが、とにかくその干渉が極端に嫌で、ずっと逃げてきたのでした。

か「親からすると」

た「安定したところにいってほしい、というのはあると思うんですけど」

こ「え、お父さんお医者さんでしょ?」

た「そうです。」

こ「自分の病院持ってるとか?」

た「自分のは持ってなくて、勤務医です」

こ「じゃあ、自分の息子に医者になってほしい、っていうのはあったの?」

た「いや、全くないです」

こ「あ、無いんだ」

た「うち三人兄弟なんですけど、次男がその道にいくので、それでいいかな」

こ「仲いいの?」

た「まあ、そこそこですかねー、まあ、でもいじられますよ笑」

こ「あ、そうなの?笑」

た「お前はだからだめなんだ、みたいに」

か「えー苦笑」

こ「弟に言われんの?」

た「はい笑」

こ「腹立つね、それ笑 喧嘩になったりするの?」

た「いやー、なってもメンドクサイから」

(かみやさんの子育て観)

か「今妊娠15週目なんで」

こ「性別とかはもう分かってるの?」

か「あ、まだ分からないです

今度、あのちゃんと大丈夫かっていう検査があって、

その検査を終れば、まあ、そういう、なんすかね

実際の性別を調べてもいいかな、と思いますね」

こ「へえー あ、そうですか おめでとうございます」

か「あ、はい、ありがとうございます」

た「ごめんなさい、何でそういう話をしたかっていうと、

最近もし自分が子供を持ったらどういう風に育てたいかって

考えるようになって、参考までにお伺い出来ればと思って」

か「あーなるほど笑」

た「それで、僕の経験から、自分が親になったら、出来る限り

全く干渉したくない、別に学校も好きなところに行けばいいし」

こ「でも、度合いに寄ると思うんだよね

全く干渉しないのは」

た「ネグレクト」

か「うーん」

た「まあ、全く干渉しないというか」

こ「進路については干渉しないとか」

た「はい、そういう感じです。やりたいことをやれ、って言いたい」

こ「それが出来ないんだよね。親からするとね」

た「そうすね。」

か「おー、まあ自分の考えとしては昔からずっと自分の自由にやりたい

質で、いろいろ制限されるのが嫌だし、ていうか早く大人になりたい

自由にお金も使いたいし、みたいのがあって」

た「笑」

か「だから、そういうのが良かったので、そういう感じに育てたい、

なっていうのはありますけど、ただ、そうは言っても、

始め何かやりたいことをやりなさい、といっても何がやりたいのか分からないですよ

世の中のことは知らないし、だから最初は環境の整備っていうところはまあ、やろうかな

で、えーと、本人がやりたいっていうことが特に無ければ、これがいいんじゃない?

って言う感じで、環境だけは整えてあげて、で、その中でやりたいことを見つけてもらえ

れば、そういう風に育てていけばいいかなと思ってます。」

た「うん」

か「まあ、実際育ててないので、イメージが分からないんですが」

こ「笑」

た「まあ、そうっすよね笑 ごめんなさい苦笑」

か「あ、お子さんはいらっしゃいますか?」

こ「い、いえ、僕は結婚してないです。」

か「あ、そうですか。まあ、実際育ててる人に聞いた方が」

こ「そうですよねw」

か「お父さんとかに聞いてみた方が」

た「ああ、でも父親が言ってたのは、まあ、あのー

いい大学に行けば、いい人脈があるから、だからお前が今の大学に

行っといてよかった、とは言ってて。」

こ「慶應だっけ?」

た「あ、はい、だから、環境の整備という意味では

まあ、良かったかも知れない」

か「僕の小学校は公立の沖縄の学校に通っていたんですけど、

まあ、ひーどかったですよ笑」

た「笑」

か「公立の中学校とりあえず隣の中学が気に入らないからなぐりこみにいくとか」

た「笑」

か「いや、よくわからない笑 理由が分からない笑 あいつら調子に乗ってる

とか、いや調子に乗ってるの意味が分からないです笑」

こ・た「笑」

か「で、新聞沙汰になりましたから」

こ「ええー」

か「とか、あとは、高校に上がってからみないタイプの人がいっぱいいたなあって」

た「あ、そうか」

か「高校は地元ではまあ多少進学校と言われているところで、あのーそれなりに

勉強してないと入れないところだったんですよ。その高校に進んだらそのへんの

ヤンキー層を見かけなくなったというか笑」

た「ああー」

か「まあ、面白いんですけど、そいつら笑」

こ・た「笑」

か「でも、いやーなんか全然違うなーって、環境が違うとつきあう人がこうも

違うのかっていうのがあって、まあ、それを見とくのも勉強なんですけど

引きずられかねないので、環境ぐらいは整えておきたいかな、というのはありますね。」

こ「でも、今景気が全然良くないからさ、景気良くならないと、子供を産もう

という気にはならないだろうね」

た「僕の場合は、公立の中学が荒れていて、それで中学受験をしたので、それも一つの

環境の整備だったのかな、という気がしますね。」

か「うーん」

た「でも、それが良かったのかどうかっていうのは、」

こ「今の日本がまともな国にならないと厳しいだろうね」